保険の転換と解約
保険の転換
保険の転換は、生命保険の契約転換制度とも言い、加入していた保険を解約し、それまでの積立部分を下取りに出し、同じ保険会社で新しい別の保険に契約し直すことです。 転換した時点で今までの保険契約は全て無くなります。また、保険料は転換時の保険年齢と予定利率で再計算され、下取り価格(※1)分が割り引かれます。 契約変更のため、医師による診査や健康状態の告知必要になります。
※1 契約時から積み立てられたお金=解約返戻金のもととなる責任準備金や配当金など
保険の解約
保険の解約とは、現在加入している生命保険の契約を終了することです。解約した時点で特約を含めた全て保障が無くなり、その直後に死亡したり病気やケガなどで入院しても、保険金や給付金は一切受け取れません。定期保険においては、わずかな配当金を除けば、いままで支払った保険料は一切戻らず、終身保険の場合も、加入している期間がかなり長くなければ、解約返戻金は契約時から今まで支払った保険料総額よりも少なくなります。